歯ぎしり、噛みしめを生活習慣で治そう!
2022/11/15
こんにちは。
西調布ハーモニー歯科クリニックです。
今日は朝から冷たい雨。みなさん、冬支度はもうお済みですか?
当クリニックでも、暖房をつけて院内暖かくして患者さまをお待ちしております。
さて。
今日は歯ぎしりや噛みしめについて。
当院にご来院いただく患者さまの中には、
「奥歯に違和感がある」「なんだか顎が痛む」という方がいらっしゃいます。
その中には、睡眠中の歯ぎしりや無意識の噛みしめが原因のことも。
そして、それはけっして特異なことではありませ。
一種のクセであり、多くの方にみられることでもあります。
ただし、放っておくと全身の問題をおこす可能性もあります。
【歯ぎしりや噛みしめが起こす全身への影響】
〇歯への障害
・歯の摩耗
・歯の破折
・歯がしみる
・噛むと痛い
〇歯周組織への障害
・歯肉炎
・歯周病(=歯槽膿漏)
〇顎関節への障害
・顎関節症
・開口障害
・カックン音
〇全身への障害
・顔面痛
・頭痛
・肩こり
・腕のしびれ・腰痛
〇その他
・舌痛症
・むちうち症状
・倦怠感
このように、歯ぎしりや噛みしめをほうっておくと様々な症状を引き起こす可能性があります。
まずは、日中の気づきから治していきましょう。
仕事中や勉強中など、何かに夢中になっているとき、ふと気が付くとしっかり噛みしめている。
あるいは舌をすいつけていることはありませんか。
そんなときには、肩を上下させ、首から上の力を思い切り抜いて、頬の力を抜き、
歯を噛み合わせないようにします。
もうひとつ、寝ている時のコントロールです。
①枕を低くしましょう。
後頭の一番出っ張ったところより首の付け根近くに枕を置きます。
そうすることで、口が開きやすくなり噛みしめを起こしにくくします。
②布団に入ったら何も考えないようにしましょう。
布団の中は眠るだけのところと決めてください。
もしどうしても考えることがあれば、一度布団から出て考えるようにしましょう。
③眠る前のトレーニング
・まず思い切り噛みしめる。1~2秒後にフッと顎の力を一度に全部抜く。
・息を吸いながら思い切り大きな口を開け、がくんと一気に脱力すると同時に息を吐く。
・肩→胸→腹→太ももの順に、力を入れる→脱力を行う。
全身の力が抜けた状態でぐっすり眠る。
このように生活習慣から、歯ぎしりや噛みしめを改善することもできます。
どうしても症状がひどかったり、よくならない場合は、マウスピースをご使用いただくことも
できます。当院でおつくりできますので、お悩みの方は西調布ハーモニー歯科クリニックへ
お気軽にご相談ください。
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西調布ハーモニー歯科クリニック
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