親知らずのお話
2023/01/20
こんにちは。
西調布ハーモニー歯科クリニックです。
親知らずは、大人になってから1番以後に生えてくる歯です。まっすぐ生えてくれば問題はありませんが、斜めに生えてきて周りの歯や歯ぐきにトラブルを起こすことがよくあります。
今回はこの親知らずについて知りましょう。
親知らずは上あごと下あごに2本ずつ生えてくることはまれで、歯のもとになる種はあっても歯ぐきや顎の骨に埋もれたまま生えてこなかったり、最初から歯の種がなく生えてこない場合があります。
これは親知らずが退化する傾向にあり、将来私たちの体から消えていく運命にあるからだと言えます。
親知らずが生えてくるのは18歳~24歳ころです。名称の由来については、「親が歯の生え始めを知ることがないから」など諸説あります。正式には、智歯(ちし)または第三大臼歯と呼ばれています。
【親知らずがトラブルを引き起こす原因とは?】
親知らずが生えてきても、何も悪さをしなければ気にすることはないのですが、他の歯がすでにはえそろっているところに生えようとするため、きちんと生えるためのスペースが不足していることが多く、生えてくる段階で歯が曲がったり、傾いたり、手前の歯にくっついたり押したりして周りの歯や歯ぐきに負担をかけてしまいます。
また、親知らずは1番奥に生えてくるため、歯が生えたあとに汚れがたまりやすく、むし歯や歯周病になる確率が高いことがあげられます。
しかもその時は、手前の奥歯を道連れにすることが多く、とても厄介です。
【親知らずの治療法】
親知らずがきちんと生えてない場合の多くは、抜いてしまうケースがほとんどです。これは、治療するにも歯が奥過ぎたり、歯の形がおかしかったり、的確な治療とメンテナンスができないと判断されるためです。親知らずが生えている方は、まずは磨きにくい場所なので、なるべく汚れを残さないよう歯磨きをするようにしてください。
当クリニックでは、むし歯予防の一環として、歯磨き指導を行っています。お子さまや大人の方でも年齢を問わずおこなっておりますので、お悩みの方はご相談ください。
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西調布ハーモニー歯科クリニック
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